連日の厳しい寒さで苫小牧市のウトナイ湖が結氷し、この時期ならではの幻想的な光景が訪れる人たちの目を楽しませている。
ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンター(植苗)によると、同湖は平均水深0・6メートルの淡水湖で冬季は毎年結氷。今年は1週間ほど前から凍り始め、現在は勇払川や美々川が流れ込む河口付近を除き、湖面の7割ほどが氷に覆われている。
市内澄川町の会社員吉野誠一さん(41)は「ハクチョウを見られるかな―と思って娘と来てみたらウトナイ湖が凍っていた」と驚いた様子。長女の来泉ちゃん(2)は遠くにハクチョウが氷の上で丸まって休む姿を見つけると、「わあ」と歓声を上げた。
同センターは「厳寒期は河口部分も凍る。例年なら2月中旬まで結氷の状態が続く」としている。
















