苫小牧市防犯協会(山端豊城会長)は16日、文化交流センターで「歳末地域安全運動市民集会」を開いた。市や苫小牧署、市消防本部など23機関・団体から約230人が出席。犯罪や火災が多発傾向にある年末年始を控え、防犯意識を高めた。
山端会長は「皆さんのさまざまな活動が地域の安全、安心を守り、未来を担う子どもたちを含めすべての人が健やかに暮らせる社会の実現につながる」とあいさつした。
同署の葛西浩司署長は今年11月末時点の刑法犯認知件数が1065件と、前年同期よりも90件多いことに触れ「暴行や万引きなど身近な場所で起きる犯罪が増えている」と指摘。「冬型の交通事故や闇バイトに関連する事件の発生も危惧される状況が続いており、(防犯意識を高め)良い年末を迎えられるようにしたい」と協力を呼び掛けた。
この後、出席者は苫小牧和光中学校吹奏楽部による「ミニふれあいコンサート」があり出席者は「全力少年」や「オーメンズ・オブ・ラブ」の演奏を楽しんだ。
















