運動を習慣に シニア層の活用を スポーツマップ完成 白老

運動を習慣に シニア層の活用を スポーツマップ完成  白老
広げたマップを手に活用を呼び掛ける担当職員ら

 白老町は、町民のスポーツの習慣化につながるよう町内の運動関連施設を地図に起こして案内した「白老スポーツ運動マップ」(A3判)を3000枚作成した。町内の公共施設をはじめ、スポーツ関連の企業や店など計約40カ所に配布した。健康診断の時などにも町民に手渡す。

 ポケットサイズに折り畳んだものを広げるとA3サイズになり、裏面を半分使って町内の白老地区から虎杖浜地区までの地図を配置した。地図には町総合体育館や町温水プールなどの公共施設のほか、スポーツと関わりのあるポロト自然休養林、萩の里自然公園などの名前と場所を示した。それぞれ、施設や場所の雰囲気を伝える文章や住所などを外観の写真とともに掲載。スポーツ少年団の問い合わせ先も載せている。

 主な配布対象は、8月から町民の健康寿命の延伸を目的に町内12施設で始めたシニア向け無料運動教室「元気まち健康キャラバン」に参加するシニア層で、希望する町民も自由に手にすることができる。

 町は2023年度から町民がスポーツを習慣にする取り組みを官民連携で進めており、今年度は新たに同健康キャラバンや体力測定会を、スポーツ庁「運動・スポーツ習慣化促進事業費補助金」の採択を受けて実施している。マップも補助金で作成し、公共施設や町内の各郵便局、温泉施設、ドラッグストアなどで配布している。

 マップのお披露目は、2024年度総合教育会議を12日に町中央公民館で開いた際に行い、町生涯学習課の担当職員は「町民が健康で楽しく日々を過ごせるよう、気軽に運動できる場所などの情報を持ち運びしやすいサイズにまとめた。町内のスポーツ資源を最大限に生かすためにも、ぜひ携帯して活用してほしい」と呼び掛けている。

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