
ササぼうきで軒下の汚れを落とす会員=18日午前9時55分ごろ、樽前山神社
苫小牧市高丘の樽前山神社で18日、師走恒例のすす払いが行われた。神徒でつくる榊葉会(守屋久義会長)の会員ら10人が、手際よく社殿の窓ガラスを拭いたり、ほうきで床を掃いたりして丁寧に清掃。長さ3メートルほどの竹の先にササの葉を取り付けたほうきを使い、手が届かない天井や軒下のほこりも払い落とした。
権禰宜(ごんねぎ)の五十嵐直貴さん(37)は一年の汚れを落とす会員らに感謝し、「きれいな社殿で参拝者を迎えられる。新鮮な気持ちでお参りしてほしい」と話した。