クリスマス飾りや雑巾寄贈 市内小学校や放課後施設に 苫中央LC支部クラブNOILSと一般社団法人STADT

心のこもった寄贈品に感謝するウトナイ小の児童ら

 苫小牧中央ライオンズクラブ(LC)支部クラブNOILS(ノイルズ)と苫小牧市の一般社団法人STADT(シュタッド)は、子どもたちの健やかな成長を願い、市内の小学校などにステンドグラスのクリスマス飾りや手縫いの雑巾などを寄贈する合同プロジェクトを展開している。

 ノイルズは横浜市のステンドグラス作家金子崇さんから提供されたクリスマス飾り約150個を特別支援学級に通う子どもたちに、シュタッドは市内の高齢者らが手掛けた雑巾やブランケットなどを学校にそれぞれ贈っている。

 寄贈先は拓進小学校、ウトナイ小学校、拓勇小学校のほか、放課後等デイサービス2施設。両団体に所属する市内の精神保健福祉士田中亮太さんが中心となり、11月下旬から順次届けている。

 拓進小には11月下旬、雑巾90枚と92枚の布しおりを寄贈し、クリスマス飾りも別途届けた。

 ウトナイ小には11日、代表児童2人に雑巾などを手渡した。高齢者がタオルを再利用して作った雑巾を手にした小栗結斗君(6年)は「頑張って作ってくれた皆さんの気持ちに応えるため、毎日学校をきれいに掃除したい」と笑顔。クリスマス飾りを受け取った待永愛美香さん(5年)は「ステンドグラスの飾りを見るのは初めて。とてもきれいなので、ツリーに飾りたい」と語っていた。

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