苫小牧労働基準監督署と建設業労働災害防止協会北海道支部苫小牧分会(原広吉分会長)は11日、恒例の歳末合同安全パトロールを苫小牧市、千歳市、厚真町、むかわ町の工事現場約20カ所で行った。
中島貢署長や安全指導者ら12人が巡回。苫小牧植苗小中学校の大規模改修工事現場では「足場は雪をよけて設置を」と注意を促し、ヒグマ対策の重要性も確認した。
同署管内(東胆振1市4町と千歳市)の今年1~11月の労災発生件数は、建設業が54件と前年同期比1・8倍に増え、このうち建築工事業は31件で同3・1倍。同署は31日までの建設工事追い込み期労働災害防止運動期間中、一層の安全対策徹底を呼び掛ける。
















