宮沢賢治と苫小牧の会(内田克之代表)は、賢治作品と苫小牧の関わりをつづった評論などを収録した郷土誌「賢治&苫小牧」の第4巻を発刊した。
巻頭では、むかわ町郷土史研究会会長の土井重男さんが、「馬」と「牛」―先行研究にみる実景と心象スケッチ―の表題で、賢治が100年前に苫小牧で着想を得たとされる詩について論評した。
戦後の苫小牧の時代背景をつづった随筆もあり、巻末には賢治の来苫100年を記念した「読書感想文コンクール」の報告記事も載せた。内田代表は「今後も研究成果を地元の方に知らせたい」と話し、発刊を継続していく考え。
A5判47ページ、200部発行。希望者には無料で提供する。問い合わせは内田代表 携帯電話090(8372)8675。
















