出光興産北海道製油所の原英之所長が18日、年末あいさつで苫小牧民報社を訪れた。4年に1度の大規模定期補修工事(SDM)を無事に終えたことを説明し、「灯油の需要期にしっかりと供給していきたい」と気持ちを新たにした。
4年前の前回SDMが新型コロナ禍で実施したため、原所長は「前回先延ばしにしていたことについても対応した。建設業界の働き方改革もあり、工期は長くなった」と振り返った。
その上で2025年に向けて「脱炭素関係のプロジェクトをより具体的に検討し、動きだせるようにしたい」と展望。「安全・安定操業、供給をしっかりやるベースを固めつつ、次の飛躍に向けた一年にしたい」と決意を新たにした。
















