鈴木直道知事はこのほど、パリ・パラリンピックの車いすラグビーで初の金メダルを獲得した函館市出身の池崎大輔選手(46)=三菱商事=に、道民栄誉賞特別賞を贈った。
道では過去に栄誉賞を受賞し、その後、さらに顕著な業績を上げた選手に同特別賞を贈呈している。池崎選手は2016年リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得し、栄誉賞を受賞。20年東京五輪も銅メダルを奪取し、同特別賞を受賞しており、栄誉賞関連は今回で3度目。
道庁で行われた贈呈式では、鈴木知事が栄誉をたたえて表彰状と副賞を池崎選手に手渡した。
知事は「東京五輪で銅メダルを獲得した時は、次こそ金メダルを取ると話されていた。まさに有言実行」と大舞台での奮闘を称賛。「北海道出身の選手が偉業を達成され、われわれ道民にとってもうれしく、誇りに思います」と話した。
池崎選手は「自分たちって、誰かに支えてもらいながら強くなっている」と強調。「パラリンピックという大きな舞台で戦い、金メダルを取れた。北海道の皆さんの応援のおかげ。本当に今までにない最高の気分です」と語った。
今夏のパリ五輪関係の栄誉賞の受賞は、柔道男子60キロ級銅メダル、混合団体銀メダルの永山竜樹選手、陸上女子やり投げ金メダルの北口榛花選手に次いで、池崎選手が3人目。
















