苫小牧高等商業学校(猪瀨徹校長)は23日、全校生徒152人を対象とした「苫商ゼミ」を行った。教諭の得意分野を生かしたこの時期恒例の特別活動。生徒が全12講座の中から一つを選択し、囲碁やリース作りなどを学んだ。
情報類型担当の藤原幸二教諭は、パソコンを使った囲碁入門を開講。「二眼(空きスペース)をつくり、相手の地を減らしながら自分の地を広げる」と碁石の置き方など基本から教えると、生徒たちはペアで対戦できるまでになった。
国語の山道真弓教諭による「クラフトバンドでつくるお正月リース」講座には最多の31人が参加し、クラフトバンドを黙々と編んだ。
影澤海耶美さん(18)=3年=は「バンドが固くて編み込むのが難しい」と苦戦しながらも「初めての挑戦なので面白い」と楽しんでいた。
















