鈴木知事 年末インタビュー 今年の漢字は「生」 生命や生活、再生可能エネ

鈴木知事 年末インタビュー 今年の漢字は「生」 生命や生活、再生可能エネ
今年の漢字に「生」を選んだ鈴木知事=24日午後、道庁

 鈴木直道知事は24日、苫小牧民報など地方紙5紙の年末インタビューに応じ、2024年を表す漢字一字に「生(せい)」を選んだ。知事は「今年一年を語る上で欠かせないのは1月1日に能登半島地震があった」と指摘。さらに各地で「大雨などもあった。生命をしっかり守るということ。災害に対する危機対応ということを意識した年でもあった」と「生」を選んだ理由を述べた。

 また、知事は24年について「物価高騰の長期化などで、生活への影響が非常に大きかった一年でもあったと思う」と振り返った。

 北海道としては「再生可能エネルギーをはじめとして、GX(グリーントランスフォーメーション)投資を呼び込んでいこうということで、金融資産運用特区の指定もあった」と強調。「生」について「再生可能エネルギーの字でもあるので、この一字がいいかなと思って、これにしました」と語った。

 この他、知事は、年間来場者数100万人を目標に掲げる白老町のアイヌ文化発信復興拠点「ウポポイ」(民族共生象徴空間)の在り方についても説明。

 「国のアイヌ政策推進会議でも提案したが、100万人がウポポイに来たら、どういう状況になるかということ」と話し、「例えばアイヌ舞踊とか見る所があるが、みんなが見られないことになる。1日の回数や動員人数が決まっているから」と指摘。100万人を達成するためには「人材の育成をしなければいけない」と強調した。

 コロナ禍で開業したウポポイの誘客には「新しいオープンという気持ちで100万人に向けたロードマップ、戦略も策定した。それに沿ってやっていくことが大事」と述べた。一方で「ただ、100万人というお客さんが入ればいいのかというと、アイヌ民族文化財団やアイヌの方々からするとそういうエンターテインメント施設ではないんだと。われわれアイヌ文化を知ってほしいんだというところもある」と説明。「尊重されて然るべきこと。そういう気持ちにも寄り添いながら、やっていくのが大事だ」との認識を示した。

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