今冬は国際線需要増 新千歳運営協議会開く

今冬は国際線需要増 新千歳運営協議会開く
新千歳の動向などで意見を交換

 北海道エアポート(千歳市、HAP)は24日、新千歳空港の運営に関する協議会(会長・袴田慶一HAP新千歳空港事業所長)を新千歳空港内のポルトムホールで開いた。HAPと苫小牧、千歳の両市、経済界、観光団体の関係者ら10人が参加し、同空港の動向などを議題に情報を交換して連携を深めた。

 道内7空港を管理運営するHAPと空港所在地の自治体で結ぶ、「パートナーシップ協定」に基づく取り組みで、新千歳では協議会を年2回開いている。会議は冒頭を除いて非公開で、HAPによると、新千歳の動向や空港周辺観光、苫小牧、千歳各市が取り組む自動運転バスなどをそれぞれ報告し、意見を交わした。

 袴田会長はあいさつで、11月にHAP委託先の工事用車両が、貨物機が進入中の滑走路に入り、国土交通省から重大インシデントに認定されたことに触れて「安全、安心を揺るがす事案を発生させてしまい、おわび申し上げる」と陳謝。今冬は国際線でコロナ禍前を上回る旅客需要が見込まれることも報告し、「安全・安心に努め、受け入れ体制も一歩ずつ進める」などと説明した。

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