国から胆振管内１１市町に配分される２０２４年度特別交付税の１２月交付額は、総額１５億８４８３万４０００円で、前年度比０・３％増とほぼ前年並みになった。東胆振１市４町の交付額は０・９％増の７億５６２０万６０００円だった。

　交付は２３日付。東胆振１市４町の内訳は、▽苫小牧市　２億１５９０万２０００円（前年度比４％増）▽白老町　１億７２３万８０００円（同８・５％増）▽厚真町　１億９８３４万６０００円（６・３％増）▽安平町　２１４５万７０００円（４０・４％減）▽むかわ町　２億１３２６万３０００円（１・２％減）。

　胆振総合振興局によると、苫小牧市はエゾシカ対策経費が増えた他、白老町は遺跡発掘調査費、厚真町は簡易水道高料金対策費としてそれぞれ増額。安平町は歳入欠かん等債の影響で１４５３万３０００円の減額となり、むかわ町も診療所の病床数減少で２６０万３０００円減った。