苫小牧工業高校は25日、市内の小中学生を対象に冬休みプログラミング教室を開き、参加者は電飾が点灯するクリスマスオーナメントを作った。半導体展も同時開催し、子どもたちは興味深そうに見学していた。
午前中の教室には小学生16人と保護者ら40人が参加。情報技術科の生徒ら7人の指導を受けながら、教育用マイクロビット(小型コンピューターボード)をパソコンに接続し、電飾の点滅や音楽が鳴るようプログラミング。高さ10センチほどのツリー型イルミネーションを作成し、電飾が点滅すると「やった」と喜ぶ声が上がった。
半導体展には総合電子部品メーカーミツミ電機やFJコンポジット、ラピダスなどが協力。半導体製造の材料となるシリコンウエハーや検査機器類、IC冷却部品などが並び、同校3年生が作ったゲームも展示された。
錦岡小3年の高橋颯斗君(9)は完成したイルミネーションを手に「プログラミングの作業は難しかったが楽しい」と目を輝かせた。高校生が作ったゲームを見た北星小4年の岡本到君(10)は「自分でも作れるようになりたい」と話した。
















