エネルギー・デジタル・食 「国を動かした一年」 半導体拠点の整備着実 GX産業集積に向けても 今年最後の知事定例会見

エネルギー・デジタル・食 「国を動かした一年」 半導体拠点の整備着実 GX産業集積に向けても 今年最後の知事定例会見
今年最後の定例会見で、この1年を振り返った鈴木知事=26日午後、道庁

 鈴木直道知事は26日、2024年最後の定例記者会見を開いた。この一年について、知事は「エネルギー、デジタル、食の分野で北海道をしっかりとした位置付けを明確にした上で、北海道の価値を押し上げていきたいと取り組んできた」と強調。「われわれのそういった意志が国を動かしている一年でもあった」と振り返った。

 ラピダス(東京)の国家プロジェクトに関して「私自身も米ニューヨーク州を訪問し、州政府関係機関と連携の枠組みを構築することができた」と説明。千歳市に建設中の次世代半導体工場も「EUV(極端紫外線)露光装置が搬入されて、パイロット(試作)ライン稼働に向けて製造拠点の整備が着実に進んだ」と語った。

 北海道・札幌市がGX(グリーントランスフォーメーション)金融資産運用特区に認定されたことも挙げて「GX特区における道税優遇措置条例も道議会で可決いただいた」とし、「全道域でGX関連産業の集積に向けた取り組みを進めてきた。そういう一年でもあった」と述べた。

 また能登半島地震、各地の大雨など、全国で大規模災害が相次いだことや、道内でも「河川の氾濫、山火事など災害に見舞われ、今季、国内初となる農場での高病原性鳥インフルエンザが発生した」と説明。さらに「長期化する物価高が国民生活に影響を及ぼしており、道民の皆さんの命と暮らしを守る思いを一層強くした一年でもあった」と語った。

 物価高対策については「国から新たな経済対策が示された」とし、道としても「経済対策の検討を進めている」と述べ、早急に補正予算案を編成する姿勢を示した。

 知事は「新しい年が皆さんにとって、明るい希望に満ちた年になるよう、心からお祈り申し上げます」と述べた。

     ◇

 定例会見終了後、知事は今年最後の庁議を開き、職員にメッセージを送った。道庁は27日が仕事納め。28日から9連休に入る。1月6日が仕事始めとなる。

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