道は、2024年度高校生建築デザインコンクールの入選作品を発表した。苫小牧工業の菅原陸功さん(3年)と土屋星希さん(同)の共同作品「和洋折衷~利便性を求めて~」が優秀賞に選ばれた。
コンクールは道や日本建築家協会道支部など4者が主催。将来の建築技術者となる若年層の育成を目的に1996年度から実施しており、通算29回目。今回は「バス待合機能のある公営住宅の集会所」を設計課題に募集し、全道6校から46作品の応募があった。
審査の結果、最優秀賞1点、優秀賞3点、佳作4点、特別賞2点が決まった。最優秀賞は、札幌工業の五十嵐いおりさん(3年)の作品「葉(は)もれ日の寄り合い場」が受賞した。
この他、苫小牧工業の小林秀成さん(3年)と島貫朔さん(同)の共同作品「自然の声」が佳作となった。
来年1月12日に札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)で開かれる「2024年度建設産業ふれあい展」の会場で、応募全作品が展示される。
















