プレハブ業界大手のナガワ(本社東京、新村亮社長)が、苫小牧市三光町1で建設していた展示販売用の倉庫棟が完成した。今年8月に開所した「モジュールベース苫小牧」のグランドオープンで、道内では札幌、帯広に次いで3店目で最大という。
モジュールベース苫小牧は8月、国道36号沿い3366平方メートルに事務所棟と展示場が開所し、ユニットハウス約100棟を展示販売している。10月に軽量鉄骨造り平屋建て81平方メートルの倉庫棟を着工し、このほど完成した。苫小牧進出の総事業費は3億円。
竣工(しゅんこう)式を19日に行い、髙橋修会長と新村社長、施工した岩倉建設の鈴木泰至社長ら関係者15人が出席。新村社長は「ラピダス、データセンターの進出で発展する苫小牧で地域に根差す企業を目指したい」と決意を新たにした。
同社は軽量鉄骨ゼネコンを目指し、システム建築、モジュール建築(プレハブ)、ユニットハウスの企画・製造・販売、ユニットハウスや建機のレンタルを展開。同店は8月以降、苫小牧、千歳のほか、東胆振、日高の主に1次産業から引き合いがあるという。
















