共産党新人の宮内史織氏(32)は27日、札幌市内で記者会見し、来年7月20日投開票が軸となる参院選道選挙区(改選数3)に立候補することを表明した。
宮内氏は札幌市出身で、北星学園大社会福祉学部卒。2015年に道立精神保健福祉センターに就職し、自殺対策連携推進員を歴任。国政選挙には10月の衆院選道2区に党公認で初出馬し、落選。現在は党道委員会の常任委員、平和運動部長、道ジェンダー平等委員会事務局長を務める。
道庁で会見した宮内氏は先の衆院選に、「自民、公明の与党が過半数を割ったことは良かった」としながらも、今度の参院選は「自民党の政治を変えたいというベクトルを共産党に向くような選挙を戦いたい」と強調。「政治に不信感を持っている方もたくさんいると思うが、政治は変えられる。お金の力ではなく、きちんと皆さんの声を国会に反映する政治家の一人として送っていただきたい」と抱負を述べた。
















