2024年度秋の叙勲で瑞宝単光章を受章した苫小牧市消防団の元分団長の竹本尚悦さん(69)、元副分団長の野村浩二さん(68)と、危険業務従事者として瑞宝単光章を受章した元苫小牧市消防司令の佐藤忠茂さん(73)への伝達式が25日、市役所で行われた。胆振総合振興局の萩野貴也地域創生部長が「長年にわたり地域の安全に尽力していただいた」と謝辞を述べ、3人は「大変光栄なこと。支えてくれた家族や同僚のおかげ」と笑顔を見せた。
竹本さんは37年間、消防団活動に励み、退団後も町内会の防火・防犯に努める。野村さんは約35年にわたり消火補助や広報活動に奔走した。
佐藤さんは1970年4月に市消防本部に入庁。42年間、通信や警防業務に精励し、人材育成に尽力した。「今後も地域のために何かできることがあれば協力したい」と語った。
















