生け花の小原流苫小牧支部(石間友子支部長)は12月28日、苫小牧市サンガーデンで「お正月いけばな一日教室」を開き、小学生から大人まで10人が参加した。石間支部長を含むメンバー3人が講師を務め、縁起の良いとされる若松やストレリチアなど5種類を組み合わせて新年にふさわしい花を生けた。
参加者は小原流の伝統的な花型の「直立型」を教わりながら作品を手掛け、花材をバランス良く配置。仕上げに水引をくぐらせて完成させた。苫小牧東小学校5年の高嶋梨乃さん(11)は「天に向かって伸びる美しいラインを表現できた。玄関に置いて新たな気持ちで新年を迎えたい」と笑顔で持ち帰った。