楽器の音色で新年彩る 「翼の会」演奏会 苫小牧

楽器の音色で新年彩る 「翼の会」演奏会 苫小牧
会場に美しい音色を響かせた演奏会

 苫小牧市のコンサートグループ「翼の会」による演奏会が5日、市文化会館で開かれた。市内しらかば町でピアノ教室を主宰する千葉理恵子さんの門下生ら7組が出演。ピアノやサックス、クラリネットなどの楽器で新年を彩るプログラムを展開し、約100人の聴衆を魅了した。

 演奏会は卒業生に地元苫小牧で発表の機会を―と隔年で開催しており、今回は20回目の記念公演となった。

 千葉さんや門下生を中心に構成するリコーダーアンサンブル「モナミ」がトップを飾り、ヘンデルの「水上の音楽」より“ホーンパイプ”など5曲を演奏。道内外で活躍する桐朋学園大学ピアノ科卒同校ディプロマコース在籍の髙石拓実さんは、シューマンの「謝肉祭」を披露した。

 むかわ町の実家に帰省中、演奏を聴きに来たという札幌市の高校2年佐々木美夢さん(16)は「中学時代まで吹奏楽やピアノをやっていたが、音楽の道に進んだ人がすごいことを実感した。やっぱり違いますね」と感激した様子だった。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る