引きこもりへの理解を深める講演会が9日午後2時から、苫小牧市民活動センターで開かれる。市社会福祉協議会による引きこもり当事者や家族の居場所づくり事業「とまとま」の一環。引きこもり当事者の家族や介護・地域福祉関係者、市民が対象で参加無料。
講師は臨床心理士や公認心理士の資格を有し、引きこもり、不登校支援に詳しい北海道教育大学大学院の齋藤暢一朗准教授。
引きこもり当事者と接する上で困ったり迷ったりしたときのヒントになるよう、地域で展開されている支援策の現状や周りの人ができるサポート内容について解説する。
とまとまは市社協が同センターを会場に、隔月開催している交流事業。前半、引きこもり経験のあるピアサポーターらが話題提供し、後半で家族会と当事者会に分かれて交流するというのが基本的な流れだ。
支援に関わる専門的な立場の人であっても、当事者への接し方に迷う場面があることから、地域全体で学び合う場として講演会を企画したという。
予約不要で希望者は直接会場へ。午後4時終了予定。
















