18日に定演 本番へ練習重ねる 苫小牧ユースウィンズ

18日に定演 本番へ練習重ねる 苫小牧ユースウィンズ
真剣なまなざしで音合わせを重ねるメンバー

 苫小牧市内の小中学生14人でつくる吹奏楽&マーチング団体「苫小牧ユースウィンズ」は18日午後2時から、市文化会館で第2回定期演奏会を開く。昨年10月から練習を重ねており、仕上がりは上々。当日は3部構成で20曲を披露する。

 1部のコンサートステージでは、クラシックを中心に後藤洋作曲「はずむ心のマーチ」やJ・デハーンの「イエローマウンテン」など、2部はパフォーマンスステージと題して小学6年生を中心に、ポピュラーソングやアニメ映画音楽のメドレーを繰り広げる。恒例の保護者との共演も見どころだ。

 3部はマーチングステージ。中学生~社会人で構成するリバティーズマーキュリーバンドの35人と「マーチングドリーム」を演奏。ユースウィンズは14人で「アラジン」よりハイライトを披露する。

 6日、市文化会館で行われた練習には14人全員が参加。指導者の松原敏行さんが「曲の入りはしっかり吹いて」とアドバイスすると、団員らは小まめに指導内容を譜面にメモしていた。

 冬休み中とあって、メンバーそれぞれが連日、個人練習に励んでいるが合同演奏ができるこの日は、互いの呼吸を合わせるように同じ旋律の音合わせを何度も繰り返していた。

 小学校生活で最後の定演となる糸井小6年の若杉妃彗部長(12)は、本番に向けて「演奏する音の大きさや長さに気を付けて練習に励んでいる。当日はお客さんに演奏を楽しんでほしい」と話す。

 入場料300円(高校生以下無料)。当日は午後1時半開場。

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