小・中学生の着眼点光る 中央図書館で俳句大会入賞作品展

小・中学生の着眼点光る 中央図書館で俳句大会入賞作品展
展示されている作品と山田事務局長

 苫小牧市立中央図書館は13日まで、恒例の「小・中学生俳句入賞作品展」を1階カウンター前で開いている。昨年10月に行われた「第76回苫小牧市民文化祭俳句大会 児童生徒の部」の入賞と佳作の計22点を、苫小牧俳句協会の会員が色紙に清書し、展示している。

 小学生の部では「かあさんが ゲームをかくす なつやすみ」「おかあさん もんくばかりの なつやすみ」―など、子どもから見た親の姿が浮き彫りになる作品が並び、苦笑する来館者もいた。中学生の部では「団結や 土に足跡 体育祭」「浴衣着て 探し求める 林檎飴(りんごあめ)」など風情に富んだ句も見られる。

 同会の山田幸雄事務局長(77)は「子どもならではの着眼点や面白さがあるので、ぜひ来館を」と呼び掛けている。

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