苫小牧市医師会(沖一郎会長)は7日、新年交礼会を市内のホテルで開いた。東胆振1市4町の関係者約90人が出席し、「福祉村構想」の実現や医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など新年の方針を展望した。
沖会長は新年あいさつで「ハスカッププラザ(旭町、市保健センター)を中心とした福祉村構想が現実となるよう今年からプランを策定していく」と意気込み、医師会館(旭町)の建て替えも目標に掲げた。
また、医療DXについて「東胆振1市4町と結んでいる防災協定をDX構想に盛り込み、体制を作っていきたい」との方針を示した他、「看護師の養成をしっかりと続けたい」などと力を込めた。
千歳市で次世代半導体製造工場を建設しているラピダス(東京)についても言及し、「健診事業を市保健センターが参画すべく、さまざまな方面に働きかけたい」と述べた。
豊田健一副会長の発声で乾杯し、参加者は和やかに懇談した。
















