苫小牧署は7日、書類に虚偽の情報を記載し、銀行口座の開設やサービスを受けたとして住所不定無職の男(21)を有印私文書偽造・同公使、詐欺の両容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2024年10月23日、知人に運転免許証を借りるなどし虚偽の情報を提示し苫小牧市内の信用金庫で同人名義の口座を開設。同日、市内の家電量販店で携帯電話の新規契約申込書を同人名義で偽造し、携帯電話(販売価格17万1160円)をだまし取った疑い。
同署によると、同年11月1日、知人が同署に「運転免許証を貸したら、勝手に口座開設され、携帯電話を購入された」と相談し事件が発覚。裏付け捜査を進め、宿泊先の札幌市内のホテルで逮捕した。調べに対し、男は「運転免許証の名義人に頼まれてやった」と容疑を否認している。
同署はローンで携帯電話を購入するため、口座を開設した可能性があるとみて動機などを詳しく調べている。
















