殺意を持って、友人を車ではねたとして苫小牧署は8日、殺人未遂の疑いで、苫小牧市の大工の少年(18)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は2024年7月28日午後4時から5時ごろにかけ、同市入船町2の苫小牧港・西港東埠頭(ふとう)荷さばき地で市内の塗装工の少年(16)を乗用車ではねて殺害しようとした疑い。
同署によると、2人は友人関係で正面から迫る車を回避する「デスゲーム」を合意の上、楽しんでいた。数十メートル手前から時速数十キロで車を突進させ、はねとばしたという。
塗装工の少年は転倒して頭を打ったほか、手足にかすり傷を負ったが軽傷。現場には、他に男女複数人が居合わせたという。
同年10月15日、第三者から事件に関する情報提供があり、同署が捜査を進めていた。
















