インフルエンザ流行拡大 道内2週連続警報 苫小牧79.13人

インフルエンザ流行拡大 道内2週連続警報 苫小牧79.13人

 道は9日、道内の昨年12月23~29日の定点医療機関(223カ所)1カ所当たりのインフルエンザの患者数が59.87人だったと発表した。2週連続で警報基準(30人以上)を上回り、流行が拡大している。

 道では昨年12月27日、今季初めて全道域にインフルエンザ警報を発令している。前週(43.25人に修正)から16.62人増加し、警報基準の2倍近くになった。定点医療機関から同期間に報告のあった患者数は1万3351人と1万人を超えた。

 30保健所別では、25保健所で警報レベルを超えた。江別の118.50人が最多。以下、岩内(90.50人)、名寄(80.60人)、苫小牧(79.13人)の順。札幌は前週から12.74人増加して76.26人となった。

 道では(1)できるだけ人混みを避け、外出から帰ったら手洗いを(2)発熱やせき症状が出た場合はマスクの着用、せきエチケットに気を付ける(3)適切な湿度(50~60%)を保つ―など基本的な感染防止対策を道民に呼び掛けている。

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