東胆振の24年平均気温 白老で過去最高更新

東胆振の24年平均気温 白老で過去最高更新

 気象庁によると、2024年の東胆振の年平均気温は、全6観測地点で平年を1・5~1・8度上回った。このうち、白老町白老は9・4度(平年値7・6度)で23年を0・1度上回り、2年連続で過去最高を更新。残る苫小牧市、厚真町など5地点はいずれも過去最高だった23年に次ぐ、2番目の高さを記録した。

 白老以外の地点別平均気温は、苫小牧市9・4度(同7・9度)、むかわ町鵡川8・8度(同7・1度)、厚真町8・6度(同7度)、白老町森野8・4度(同6・8度)、むかわ町穂別8度(同6・5度)となっている。

 月別に見ると苫小牧、白老、鵡川は4、5、6、7、10月、森野と厚真町は4、6、10月、穂別は4、10月にそれぞれ観測史上最高を記録した。

 室蘭地方気象台によると、春から秋にかけて本道上空は暖かい空気に覆われた日が多かった。近年の温暖化も影響しているとみられる。

 向こう1カ月は冬型の強い気圧配置になりにくく、気温は平年並みか高くなる見込み。

 なお、12月の各地点の平均気温は平年値を0・7~1・8度下回った。穂別が氷点下6・5度と最も低く、厚真町は同5・4度、森野は同3・8度、苫小牧市は同2・5度などとなっている。

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