これから本格的な出荷時期を迎える冬野菜を使った「北の新顔冬野菜メニューフェア」が道内の飲食店約30店舗で開催されている。代表的なのは、縮みホウレンソウ、伏せ込みアスパラガス、雪の下キャベツ―を使ったメニューで、胆振管内では安平町東早来のそば哲本店で「ちぢみほうれん草入り卵あんかけ蕎麦(そば)」(1050円)を31日まで提供する。
寒さで凍らないよう細胞に栄養や糖をため込む冬野菜のおいしさをPRし、生産と需要の一体的拡大を図る道の試み。その他の店舗のメニューは、縮みホウレンソウとリコッタチーズのピザ、焼きアスパラガス、雪の下キャベツとアンチョビのペペロンチーノ―など。
特設ホームページ(https://shingao-fuyuyasai.pref.hokkaido.lg.jp/)に参加店一覧や冬野菜の説明を掲載している。縮みホウレンソウは、2~3重にビニールを張ったハウス内に秋に種をまき、収穫前に冷たい空気を入れると葉が縮む。フルーツトマトに匹敵する甘さでビタミンも豊富という。
今月下旬~2月上旬には、東京・有楽町と羽田空港のどさんこプラザでも冬野菜と加工品を販売する。
















