苫小牧市勇払の自動車部品製造業、トヨタ自動車北海道の高橋慎弥社長が10日、年始あいさつで苫小牧民報社を訪れた。
高橋社長は、トヨタ自動車グループのウーブン・バイ・トヨタ(東京)と、十勝管内大樹町のロケット開発製造インターステラテクノロジズ(IST)の資本業務提携に触れ「トヨタ北海道からも従業員が出向して業務をサポートしている。いい流れで北海道のものづくりと社員が元気になるのでは」と期待した。
一方で「トヨタ北海道が何を作っている会社か、認知されていないこともある」と指摘し、「正しく理解してもらい、応援団やファンになってもらうことが大事」と強調。「苫小牧、北海道にどのように貢献していくか。われわれの知見やノウハウを利用してもらい、ポテンシャルを結果につなげるアクションを後押ししたい」と意気込んだ。
















