余った食品提供を 16,17日「フードドライブ」 苫小牧市

余った食品提供を 16,17日「フードドライブ」 苫小牧市

 苫小牧市は余っている食品を市民らから回収する「フードドライブ」を16、17の両日、市内4カ所のコミュニティセンターで行う。賞味期限まで2カ月以上ある未開封の食品が対象で、集めた食品は市内のフードバンクに提供することで食品ロスの削減を目指す。寄贈者にはとまチョップポイント300ポイントとごみ減量グッズを贈呈する。

 16日は午前・豊川コミセン、午後・のぞみコミセン、17日は午前・住吉コミセン、午後・沼ノ端コミセンで実施。時間は両日とも、午前は9時半~11時半、午後は1時半~3時半。コミセン内にフードドライブのブースを構え、食品の提供を受け付ける。集めた食品はフードバンクとまこまいに寄贈し、必要としている生活困窮者や子ども食堂などに提供される。

 市は家庭から排出される燃やせるごみの半量が生ごみで、この中には賞味期限切れなどで手つかずのまま廃棄されている食品も多いことから、無駄になる食品を減らす目的で2017年度からフードドライブを展開。昨年度も市内4カ所のコミセンで実施し、335点(約135・4キロ)の食品を集めたという。

 担当する市ゼロごみ推進課は「歳暮で贈答された食品や正月に飾った鏡餅、大掃除で食品庫を整理して出てきた食品など、余っている食品がある人は、ぜひ積極的に寄せてもらえれば」と話す。

 問い合わせは同課 電話0144(55)4266。

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