苫小牧救難所(所長・伊藤信孝苫小牧漁業協同組合組合長)は11日、出初め式を水産会館で行った。関係機関・団体、来賓ら約50人が参加し、海難救助への決意を新たにした。
厳しい寒さの中、漁業に従事する所員15人が屋外に整列し、関係団体トップらが視閲。引き続き会館内で式典を行い、来賓の金澤俊市長、山岡達丸衆院議員が祝辞を述べた。
苫小牧海上保安署の一和哉署長は監督官訓示で、「海の安全安心を守るため、地元の海を熟知した皆さまと緊密に連携を図りたい」と呼び掛けた。
答辞で伊藤所長は、昨年10月2日に市内海岸でサーファーが流され、同所も出動したことを振り返り、「初期の目的達成のため臆することなく救助活動に当たる」と力を込めた。
勤続功労表彰や新規加入職員の委嘱も行った。対象は次の通り(敬称略)。
【勤続功労表彰者】▽10年 伊藤忠義、小堤昌樹、工藤龍也
【委嘱者】▽新規加入所員 村上琉生
















