苫小牧ブラスアンサンブル（佐々木義彦代表）は１１日、苫小牧市東開町の東開文化交流サロンで新年初のコンサートを開いた。６０人が来場し、クラシックやポピュラーソングなど１１曲の演奏を楽しんだ。

　１部はクラシックのほか、沖縄民謡や日本の童謡を集めたメドレーをジャズ風に表現。２部は「きよしのズンドコ節」「夜桜お七」などの演歌メドレー、子どもに人気のジブリやディズニー映画のテーマソングで管楽器の多彩な音色を響かせた。

　同団が市内東部地区で単独コンサートを開催するのは初めてで、勇払の女性（８３）は「吹奏楽が好きで聞きに来た。日本の曲を集めたメドレーが良かった」と話した。東開町の女性（８２）も「すてきな演奏にうっとりした」と喜んだ。