日本詩吟学院北海道樽前岳風会苫小牧支部(伊藤岳旻支部長)は11日、アールベルアンジェ苫小牧(住吉町)で新年交流会を開いた。会員58人が出席し、祝杯を挙げて親睦を深めた。
伊藤支部長(78)は「札幌市で昨年は12年ぶりの全国大会が開かれ、今年は10月に支部の65周年を迎える。減少傾向にある会員の増強を図り楽しく活動していきたい」とあいさつした。
正師範位や師範位、総伝位の許証を受けた5人の初吟も披露され、正師範位の田中皇岳さん(84)が松口月城の漢詩「松竹梅」を、同じく伊藤瑠岳さん(77)が木村岳風の漢詩「新年祝いの詩」を朗々と吟じた。