苫小牧市内の学生団体「BABYMIND(ベビーマインド)」(伊藤紗矢香代表)は19日午後0時40分から、市表町のまちなか交流センターココトマでまちづくりイベントを開く。中高生がまちに対する不満や希望を自由に語り合い、参加した大人に提案する―という内容。現在、生徒や大人の参加者を募集中で、伊藤代表(17)は「学校の休み時間におしゃべりするような気軽な場にしたい」と話す。
イベントは2部構成で、第1部は「ぐちり隊」。公共交通や余暇を過ごす場所、治安、就労、自然環境など、中高生が生活の中で感じる不便や「もっとこうだったらいいのに」という愚痴を言い合う。話し合いで出された課題や改善策を、さまざまな立場でまちづくりに携わる大人に提案し、若者と大人が一緒にまちの未来を考える時間も設ける。
第2部は障害を持つ人にも参加を呼び掛け、社会で感じる不便や生きづらさを語ってもらう。誰もが住みやすい地域の在り方について、中高生と支援的立場にある大人も交え意見を交わす。
同会は中学3~高校3年の8人で構成。これまでも若い世代が地域の未来について考えるイベントを開いてきたが、今回はさらに突っ込んだ話し合いをする場として企画。伊藤代表は「若者が企画・運営し、大人を巻き込むという若者主体のイベントスタイル。意見を交わして終わりではなく、未来につながるようなものにしたい」と話す。
第1部は午後0時40分~同3時半、第2部は同3時半~同5時半。どちらかのみの参加も可能。参加料は中高生無料、大人は500円。申し込み、問い合わせは同会のインスタグラム(baby_mind0213)。
















