「新春川柳展」共感できる力作並ぶ 26日まで中央図書館ロビー

「新春川柳展」共感できる力作並ぶ 26日まで中央図書館ロビー
個性豊かな川柳が並ぶ会場

 苫小牧市立中央図書館の1階ロビーで26日まで、苫小牧川柳社(遠藤俊二会長)による「新春川柳展」が開かれている。会員13人が手掛けた28句に、多くの人が足を止めて見入っている。

 作品は短冊や色紙に書かれ、イラスト入りの句も。「石破氏を 叩(たた)いて勝った 選挙戦」「地下室で 赤ちゃん守る ウクライナ」など、世相から平和の祈りまで、さまざまな句が並ぶ。福田正事務局長(76)は「新年をより良く迎えられるように明るい川柳が多く、全道大会で入賞した作品もある。日ごろの思いを込めた力作を見に、ぜひ足を運んで」とアピールする。

 来場した澄川町の小畑恵さん(44)は「共感できることばかりで、思わず『あぁ~』ってなった」と笑顔を見せた。

 会場には、同館が厳選した川柳本約20冊も置いている。

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