さいたま市で支笏湖チップPR 道経産局「北海道のごちそう祭」 びらとり和牛も出品

さいたま市で支笏湖チップPR 道経産局「北海道のごちそう祭」 びらとり和牛も出品
採卵のため支笏湖畔で行われたチップの親魚の捕獲=2024年10月、千歳市支笏湖温泉のヒメマスふ化場

 北海道経済産業局は18日、道内の地域団体商標登録産品をPRするため、さいたま市大宮区のまるまるひがしにほん東日本連携センターで「北海道のごちそう祭」を開催。19日まで、登録を受けた四つの牛肉ブランドと支笏湖漁業協同組合(千歳市、佐々木義朗組合長)の「支笏湖チップ」(ヒメマス)が出品され、おいしさや魅力の紹介とともに試食、販売も行われる。

 支笏湖の水で育った支笏湖チップは臭みが少なく、サケマス類特有のうま味が楽しめる。湖畔の商店街やホテルで刺し身や姿焼きなどが提供され、2024年6月に地域団体商標に登録された。同組合がふ化増殖事業を続けており、現在では依頼を受けた団体に発眼卵を分配するなど種苗基地としての役割も果たしている。

 出品された牛肉は、びらとり和牛、とうや湖和牛、しほろ牛、十勝若牛の4ブランド。

 地域団体商標は地域ブランドを適切に保護し、地域経済の活性化を支援する国の登録制度。道内では43件(24年12月17日時点)が認定されており、24年度は支笏湖チップ、びらとり和牛などのほか、とまこまい広域農業協同組合の「厚真産ハスカップ」も登録された。

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