あすまで鶴心書道会が小品展 苫小牧市文化交流センター

あすまで鶴心書道会が小品展 苫小牧市文化交流センター
会員の個性が光る書が並ぶ会場

 苫小牧市内の四つの書道サークルでつくる鶴心書道会(佐藤彩海代表)の第31回小品展が19日まで、市文化交流センター(本町)で開かれている。会員30人の詩や水墨画などの力作90点を並べた。

 「お部屋に飾るイメージ」で、はがきや色紙サイズを中心に会員がしたためた書を展示。「壽」「豊」「福」といった幸せを連想させる文字のほか、薄墨や色付きの墨で干支(えと)の「巳」をへびのように表現した作品などが目を引く。

 会員の徳重彩鶴さん(64)=しらかば町=は、テレビドラマに着想を得て、墨と顔彩で源氏物語の「葵の上」や「若紫の上」、「空蝉」などを水墨画で表現。来場者から「色彩豊かで美しい」という声が上がっていた。

 佐藤代表(85)は「豊かな発想で干支やおめでたい言葉を表現した作品を多くの人に楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 展示は午前10~午後5時。

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