公立高校入試 願書受け付け始まる ウェブ申請も導入

公立高校入試 願書受け付け始まる ウェブ申請も導入
高校事務職員から願書の受付票を受け取る中学校教諭(右)=20日午前11時40分ごろ、苫小牧東高校

 道内公立高校入学試験の願書受け付けが20日、始まった。出願手続きの負担を軽減しようと、道教委は今年度から、従来受験生が手書きしていた願書を電子化。ウェブ上での入力に切り替えている。

 これまで受験生が書いた紙の入学願書を所属中学校を通じて高校に提出。高校側は、手入力でデータ化していた。手続きの電子化により、今後は出願先の高校とデータが共有されるという。

 ただ、今回、苫小牧では経過措置として受験生が必要事項を入力後、PDFデータを紙に印刷。中学校で取りまとめ、各高校に持参する二重の対応を取っている。

 苫小牧東高校(澤田慎也校長)には、午前9時ごろから中学校の教職員が来校し「お願いします」などと声掛けし、事務職員に願書を手渡した。出願者の名前に誤りはないか、必要な書類がそろっているかを確認し、受付票を交付した。

 願書の受け付けは23日正午までで、27日午前10時に道教委のホームページで出願状況を発表。出願変更は28日午前9時から2月3日午後4時までで、同12日午前10時に変更後の状況を公表する。

 一般入試の学力検査は3月4日、合格発表は3月17日午前10時に行われる。

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