苫小牧市まちなか交流センター・ココトマ(表町)で18日、第1回ココトマ寄席が開かれた。落語家で真打ちの立川志の八さんが出演し、会場いっぱいの約60人を笑いに包んだ。
志の八さんは、地毛で結い上げたちょんまげ姿が特徴で、冒頭から「コロナ禍で仕事がなくなり、表に出る機会もなくなり、髪も伸びた。町人まげを結って、みんな喜んでくれると思ったが、そうでもなかった」などとユーモアたっぷりに自己紹介した。
苫小牧では初口演とあって、地元にちなんだ話題などの小話で場を和ませてから、古典落語の一つ「時そば」などを披露。そばをすする様子などを巧みな話術や扇子で表現し、会場からは大きな拍手が送られた。
昨年4月に指定管理者となった一般財団法人ハスカッププラザ(理事長・沖一郎苫小牧市医師会会長)が主催。笑いで市民の健康づくりに役立てようと初開催し、沖理事長は「今後もにぎわいを創出し、ココトマを知ってもらう機会をつくりたい」と話していた。
















