苫小牧出身の俳優、奥野瑛太さん(34)=東京在住=が、NHKで放送中の連続テレビ小説「エール」に出演している。昭和に活躍した作曲家とその妻の物語。ヒロインの姉の婚約者で軍人の鏑木智彦役を演じる。奥野さんは「激動の時代に、数々の名曲で日本中にエールを送り続けた人物を描く作品に関われることは大変うれしい」と意気込みを語っている。
ドラマは1964年の東京五輪の選手入場行進曲「オリンピック・マーチ」や全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」などを手掛けた作曲家、古関裕而(09―89年)がモデルで連日高視聴率の人気作。奥野さんは生真面目な青年軍人・鏑木として第28話で初登場する。
高校卒業後に日本大学芸術学部映画学科へ進学。当時は漠然と映画関連の仕事をしたいと考えており、「俳優を目指すきっかけを探していたように思う」と回想する。2012年に上映された映画「SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者」で主演を務め、以降も「アルキメデスの大戦」(19年)など数々の話題作に出演している。
現在放映中の「エール」については、「人の営みや人間らしく生きていくための大切なことを丁寧に紡ぎ出していく作品」とし、その役作りから丸刈りを続ける。軍人らしさを表現する上で、座り方や歩きだし方など普段の生活や行動の全てが演技に関わると考え、常に確認しながら撮影に臨んでいるといい、役柄の立場で「軍人として懸命に職務を全うします」と思いを語る。
ドラマは、新型コロナウイルスの感染拡大防止で収録がストップしたため、27日で続きの放送を一時休止。29日以降は、第1話から再放送を行う予定で「朝のドラマで日本中にエールが届き、少しでも多くの方が元気になってくれたらうれしい。それが僕にとってもエールになる」と話している。
















