白老のウポポイ 教育旅行予約が533校 道内周遊で開設効果拡大 道議会予算特別委

白老のウポポイ 教育旅行予約が533校 道内周遊で開設効果拡大 道議会予算特別委

 道は29日の道議会予算特別委員会で、7月12日に開業するアイヌ文化発信拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(白老町)の教育(修学)旅行の予約状況について、「6月25日現在で小中高校合わせて533校、約5万5000人」に上ることを明らかにした。阿知良寛美氏(公明党)の質問に答えた。

 内訳は小学校が225校、中学校が196校、高校が112校。地域別では道内が418校と8割弱を占め、道外からも115校の予約が入っている。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、92校からキャンセルがあったことも説明した。

 阿知良氏は「教育旅行の利用促進のために、どのように取り組むのか」とただした。永田英美象徴空間担当課長は「今年度から新たな学習指導要領でアイヌ文化に触れることや、博物館などの施設の活用を積極的に図ることが示されている」と指摘。7月12日の開業後は「ウポポイの感染予防対策を周知し、道教委も関係機関と連携し、学校現場や旅行業者に対して活用の働き掛けを行っていく」との姿勢を示した。

 また、阿知良氏は「ウポポイは本道観光の新しい目玉」とし、開設の波及効果や誘客促進策を質問。長橋聡アイヌ政策監は「新北海道スタイルを実践し、感染拡大防止と社会経済活動を両立させながら、多くの人たちに来場いただき、アイヌ文化や歴史に触れてもらいたい」と強調。観光需要を喚起する取り組みの「どうみん割」や「GoToキャンペーン」も活用し、「道内各地のアイヌ文化や縄文遺産など本道の魅力ある歴史や資源とも連携しながら、道内を周遊してもらう」と説明。さらに旅行業者などに対し、「ウポポイを組み込んだ旅行商品の開発を働き掛け、開設効果を広げたい」と述べた。

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