一般家庭2万世帯の発電 メガソーラー 国内最大級出力 安平

一般家庭2万世帯の発電 メガソーラー 国内最大級出力 安平

 ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー(東京)と三菱UFJリース(同)は1日、安平町早来源武に建設した国内最大級の出力規模を誇る大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2」の運転を開始した。

 ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク2は、苫東の所有する約90ヘクタールの土地に建設した。出力規模(太陽電池容量)約6万4600キロワット、年間予想発電量が一般家庭1万9854世帯分の年間電力消費量に相当するメガソーラー発電所となる。2社で設立する「苫東安平ソーラーパーク2合同会社」が運営する。

 北電が2015年4月に公表した「太陽光発電設備の出力変動緩和対策に関する技術要件」に基づき、蓄電容量1万9000キロワットの大容量リチウムイオン電池を併設し、蓄電池を備える太陽光発電所としては国内最大級の出力規模となるという。

 リリースを通じて、SBエナジーは「今後もメガソーラーをはじめとする自然エネルギー発電所の建設と運営を推進する」とし、三菱UFJリースは「再生可能エネルギー分野を注力分野の一つに位置付け、今後もお客さま、パートナー企業の抱える経営問題、社会的課題の解決に貢献していく」とコメントしている。

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