町ポーツセンター利用再開 トレーニングマシン充実 コロナ対策も万全に 安平

町ポーツセンター利用再開 トレーニングマシン充実 コロナ対策も万全に 安平
リニューアルして再開したトレーニングルーム

 安平町のスポーツ複合施設、町スポーツセンター(早来北進)は1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して閉鎖していたトレーニングルームの利用を再開した。今年度は各種マシンや器具を充実させたほか、室内のコロナ対策も図り、万全の体制で利用者を迎える。

 同センターは今年度から、都市総合開発(苫小牧市)・シンコースポーツ北海道(札幌市)コンソーシアムが指定管理を担っているが、コロナ禍の影響で5月末までほぼ開館できず、6月からプールの利用のみ再開させていた。

 1日から開放したトレーニングルームは、利用頻度の高いランニングマシンを2台増やして4台にしたほか、背筋や腹筋、腕回り、下半身など全身を満遍なく鍛えられる筋力トレーニングマシン8台を新たに導入。初心者や高齢者でも簡単に扱えるものになっているという。

 一方、コロナ対策として部屋全体をホールの一部までせり出して広げ、窮屈さと3密(密閉、密集、密接)をおおむね解消。各種マシンや器具の間には飛沫(ひまつ)を防ぐためのパーティションを設置し、拭き取り専用のタオルとアルコール消毒液も用意した。

 トレーニングルームを担当するシンコースポーツの高道昌也指導員は「今までプールを中心に使っている方にも、ぜひ利用してもらいたい。以前より満足できる内容になっているので、大いに活用してほしい」と呼び掛ける。

 トレーニングルームを使用できる時間帯は午前10時から午後9時まで。都市総合開発の安達一幸総括責任者は「今後、ハード面も徐々に良くしていきたい。ニーズに応えながら、利用者の幅を広げることができれば」と話している。

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