苫小牧市と苫小牧観光協会は、同市の知名度向上へ、人気アニメ「ダイヤのA(エース) act2(アクトツー)」と連携した観光PR事業をスタートさせる。主要な登場人物の中に同市出身のキャラクターがいる作品で、オリジナルグッズの製作などを検討している。
ダイヤのAは、漫画家寺嶋裕二さんの作品で、高校野球に青春をささげる球児たちのドラマを描く。2006年に週間少年マガジン(講談社)で連載が始まり、15年からの続編「act2」が高い人気を誇る。
作中では、主人公沢村栄純が所属する東京の野球名門校青道高校で同学年のライバルピッチャー降谷暁が苫小牧出身という設定。同じくライバルで、南北海道代表の甲子園出場校・巨摩大藤巻(こまだいふじまき)高校のピッチャー本郷正宗も同市出身といった設定から連携が実現した。
市はこれまでも、作者が同市出身の「僕だけがいない街」や主人公が同市出身の設定である「機動警察パトレイバー」を活用したアニメツーリズムを推進。今回、講談社にキャラクター使用料を支払うことで観光振興事業への活用が可能となった。
今後、同市出身選手のオリジナルグッズを作って観光案内所で販売したり、登場人物のポスターを道の駅ウトナイ湖に掲示することなどを検討中。作品ゆかりの地として、ファンなどにアピールしていく。
市観光振興課は「人気アニメとのコラボレーションが苫小牧の知名度アップにつながれば」と話し、経済効果にも期待している。
















