スタジオジブリの長編アニメ映画4作品が6月26日から、全国約370カ所の映画館でリバイバル上映されている。複数のジブリ作品を同時に再上映するのは映画業界でも大変珍しく、4作品を上映する苫小牧市柳町のディノスシネマズ苫小牧にも連日、ジブリファンや家族連れなどが足を運んでいる。
上映しているのは1984年~2006年に公開された作品。宮崎駿氏が監督を務めた「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」の3作と、宮崎吾朗氏が手掛けた「ゲド戦記」の計4作。いずれも”ジブリ作品”を代表する名作とされ、中でも01年公開の「千と千尋の神隠し」は日本歴代興行収入1位を獲得し、この記録は今も塗り替えられていない。
これらの作品を映画館で楽しめる貴重な機会に苫小牧市内外のジブリファンも注目している。
ディノスシネマズ苫小牧の杉保智支配人(38)によると、映画の配給会社が6月中旬に全国300カ所以上でジブリ作品を上映すると発表した直後から、上映予定に関する問い合わせが相次いだといい「ほかの作品では見られない現象で驚いた」と話す。
上映開始後、初の週末となった6月27日にはジブリファンらが続々と来館。2歳から小学4年の子ども3人を連れて「千と千尋の神隠し」を観賞した、千歳市在住の会社員本多乃理尉(のりやす)さん(42)は「家族全員で映画館に来たのは今日が初めて。子どもから大人まで楽しめるのがジブリ作品の魅力ですね」と笑顔。妻の朋子さん(同)も「映像と音がすごい迫力だった」と語った。
母親や弟、親戚と一緒に「もののけ姫」を見た尾添輝一さん(美園小6年)は「最初から最後までしっかり見たのは初めて。とても面白かった」と目を輝かせた。
杉支配人は「ジブリ作品のリバイバル上映は非常に貴重」とし、「(テレビの)地上波放送やDVDなどでストーリーを知っている人も多いと思うが、ぜひこの機会に映画館に足を運び、一生に一度の思い出をつくってほしい」と呼び掛けている。
上映時間や期間などの問い合わせは同館 電話0144(52)1201。
















