白老町森野98で23日、キャンプ場「白老キャンプフィールドASOBUBA(あそぶば)」がオープンする。白老に本社を置くASOBU合同会社(江越慈高・大下勉冊代表)が運営。約4・7ヘクタールの広大な敷地にキャンピングカーの乗り入れが可能な区画などを整備し、森の自然を満喫できる空間を提供する。
場所は道道白老大滝線沿いのホロケナシ駐車公園近く。同社は、2017年まで他の事業者が運営していた旧しらおい森野オートキャンプ場の跡地を取得し、新たなキャンプ場として整備を進めている。
事業費はインターネットで寄付を募るクラウドファンディングも活用して確保し、トイレやシャワーブース、炊事場、管理棟などを建設。テント50張を設営できるフリーサイトスペースのほか、キャンピングカーサイト(電源あり)12区画、オートサイト(電源なし)6区画を設ける計画という。
場内には、木の枝などを使って自分でテントを作り、河川敷でキャンプを楽しむワイルドキャンプサイト(ブッシュクラフト)、ハンモックを寝床にするハンモックサイトも用意。自然と触れ合う散策路や、大人数でたき火を囲む広場も設け、さまざまなキャンプの楽しみ方を提案する。
また、同社が開発した鉄製たき火台などキャンプ用品の販売も行う。優雅なキャンプを提供するグランピングのテントや、バンガローの計14棟も建設し、秋までに完成させる予定だ。
夏期(5~10月)入場料は大人2000円、子ども1000円。利用料はキャンピングカーサイト4000円、オートサイト2000円、ワイルドキャンプサイト1000円、ハンモックサイト500円。フリーサイトは無料とした。
同社は「多種多様なキャンプのスタイルで、自然と遊ぶ場になれば」と話す。問い合わせは同社のメールinfo@asobu.life。

















