安平町の一般社団法人あびら観光協会は、地元農家や飲食店と協力し、農作物の収穫やそば打ち体験などができるグリーンツーリズム「あびらベジナビ」のリーフレットを作成した。

　あびらベジナビは、地元農作物の収穫時期に合わせて町内の畑を巡り、実際に収穫した作物をその場で味わってもらうほか、生産者の思いをじかに聞くことができるグリーンツーリズム事業。

　すでに始まったアサヒメロンをはじめ、今後予定するジューンベリー（１１日から）、そば粉（今月中旬～下旬）、トウキビ（８月中旬～下旬）、枝豆（同下旬）、ジャガイモ（９月中旬）の収穫ツアー、森を散策する自然体験イベント「森さんぽ」（１０月中旬、１月下旬～２月）などを紹介している。

　リーフレットは３０００部を用意。リーフレットのＱＲコードを読み込むと、直接予約、問い合わせもできる。町役場や同協会が運営する道の駅「あびらＤ５１（デゴイチ）ステーション」に置いている。あびらベジナビのガイドを担当する松井由美子さん（４２）は「美しい畑を歩いて、自ら収穫した作物をその場で食べられる。今後、近隣の道の駅にもリーフレットを置けたら」と話す。