白老町は3日、観光振興拠点・駅北観光商業ゾーン(ポロトミンタラ)の環境整備に貢献したとして苫小牧広域森林組合(本所むかわ町穂別、小坂利政組合長)と、木材保存薬剤メーカー・コシイプレザービング(本社大阪市、神谷直秀社長)に感謝状を贈った。
森林組合は地域貢献でポロトミンタラに高さ3メートル幅3・4メートルの木製園路ゲートや観光案内マップ表示板を設置し、コシイプレザービングは花のプランターを囲う木製枠50基を提供した。
ポロトミンタラで小坂組合長と神谷社長に感謝状を手渡した戸田安彦町長は「民族共生象徴空間のオープンを控え、観光客を迎えるための環境を整えていただいた」と善意に感謝した。園路ゲートやプランターの木製枠は、2018年9月の胆振東部地震で被災した山林のトドマツを活用して製作したもので、小坂組合長は「アイヌ文化と森林は深い関係にあり、ポロトミンタラのお役に立てれば」と話した。

















